やけに空き容量が減る場合の対処

4Kテクスチャなど大きいデータを使うプロジェクトを何度も編集しているとDerivedDataCacheが数十GBになってしまうことがある。
場所はユーザーフォルダ(C:¥ユーザー¥????など)の
AppData/Local/UnrealEngine/Common/DerivedDataCache

DerivedDataCache(DDC)はアセットから自動作成されるデータが置かれる場所で、キャッシュしておくことでコンパイルやフォーマット変換などの手間を減らすためのもの。
複数人で開発する場合はDDCを共有することでさらに時間を節約できる。

使わなくなった過去のデータも残るのでDDCのフォルダが肥大化することがある。
中身を消してもアセットから自動で再作成されるので、空き容量に余裕がないときは消しても問題ない。
削除する場合はUE4エディタを終了した状態で行う。

テクスチャのキャッシュだけ消す場合は
TEXTURE_??????.udd
のファイルを消す。


参考までのpythonコード。????を自分のユーザ名にする。コメント部分を外せばテクスチャのキャッシュだけ消去できる。

import glob , os

for path in glob.glob('C:/Users/????/AppData/Local/UnrealEngine/Common/DerivedDataCache/**/TEXTURE_*.udd',recursive=True):
    print(path)
    #os.unlink(path)